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香川県臨床検査技師会 会長 荒井 健 Takeshi Arai

● 御挨拶 ●

 香川県臨床検査技師会は約700名の会員が所属する臨床検査技師の学術・職能団体です。臨床検査技師の主な業務としては、血液、尿、便、喀痰などの検査を行う検体検査と、心電図、超音波、脳波、呼吸機能などの、患者さんの体からの情報を記録する生理機能検査があります。その他、聴力検査、味覚・嗅覚検査、眼底写真検査、MRI検査なども臨床検査技師の業務範囲に含まれます。また、近年重視されているチーム医療における役割としては、栄養サポート、感染対策、医療安全、糖尿病療養指導、治験管理などの様々なチームで、医師、看護師、薬剤師、診療放射線技師、理学療法士、管理栄養士、臨床工学技士などの他の医療職とチームを作って活動しています。職場としては病院・クリニック以外にも、健診(検診)センター、臨床検査センター、医療機器メーカー、治験コーディネーター、企業等の研究施設など、様々な場所で働いています。
今、日本が抱える大きな社会問題として、2025年には5人に1人が75歳以上、3人に1人が65歳以上という超高齢化社会に突入するといわれています。そのような時代を迎えるにあたり、最も対応を迫られる分野の1つが医療です。臨床検査の分野においても、高齢化社会に向けての対応は必須になってきます。検査を通じて、健康寿命を延ばしていく社会への啓蒙活動を行うこと、病院だけでなく在宅も含めた医療にも対応できるような技能・知識を身に付けることなど、多くの課題があります。
その他には、検査の標準化・精度向上により、どこの施設で行っても同一の土俵で検査結果を評価できるような体制を整えること、がん治療における個別化医療、精密医療などの先進医療に対応できるような検査を普及させていくことなど、これからの新しい医療向けての体制を整えることも重要な課題です。
香川県臨床検査技師会は、臨床検査を通じて社会に貢献するという大きな目標・精神を持って活動していきたいと思っています。こらからも皆様の温かいご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。